正しい爪の切り方について

爪を正しく切ることは、巻き爪や陥入爪(炎症)を防ぐ大切なケアとなります。今回は、爪の正しい切り方について解説したいと思います。

1. 適切なタイミングで切る

  • お風呂上がりがベスト。爪が柔らかくなり、切りやすくなります。
  • 爪が乾燥していると割れやすいため、乾燥している場合は軽く保湿してから切りましょう。

2. 使用する道具

  • 爪切り:先端がまっすぐなタイプを選びましょう。
  • ヤスリ:仕上げに爪の角を滑らかに整えるために使用します。

3. 切るときのポイント

  1. まっすぐ切る
    • 爪の先端を横一直線に切ります。
    • 丸くカーブさせず、角を残しておくことで巻き爪を防止します。
  2. 深爪しない
    • 深爪は陥入爪(炎症)の原因になります。
    • 指先と同じくらいの長さになるように切りましょう。
  3. 少しずつ切る
    • 一気に切ると爪が割れやすくなります。
    • 少しずつ切り進めることで割れを防止できます。

4. ヤスリで仕上げる

  • 切り終わった爪の角を軽くヤスリで整えます。
  • 爪の端から中央に向かって、数回に分けてヤスリをかけていきます。 
  • ヤスリは爪の切り口に直角に当てて、軽い力で一方向にゆっくり動かすようにします。

5. まとめ

  • 手の爪は1日に約0.1mm、1ヶ月では約3mm伸びます。足の爪は半分程度のスピードで、1カ月で約1.5 mm伸びると言われています。
  • 爪は短すぎても長すぎてもよくないので、定期的に切ることを心がけてください(手の爪は1週間に1回、足の爪は2週間に1回を目安に)。
  • 正しい爪の切り方を習慣化することで、巻き爪や陥入爪のリスクを大幅に減らすことができます。
  • 次回は巻き爪、陥入爪について解説したいと思います。
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