緩和ケアについて 玖珠記念病院では、住み慣れた地域で自分らしく過ごしていただけるよう、2021年度に緩和ケアチームを発足しました。 緩和ケア とは 緩和ケアと聞いて終末期をイメージされる方も多いと思います。実際は早くから受けていれば自分の望んでいる生活を長く続けられます。身体や気持ちの辛さを和らげ、最期まで自分らしく過ごせるよう支えるケアのことをいいます。主治医、受け持ち看護師が主となり緩和ケアチーム一体となりサポートさせていただきます。 ダウンロードはこちらから 対象の患者さま について 癌だけではなく心不全や呼吸器疾患、認知症…と疾患に限らず主治医や看護師が介入を必要と判断した場合となります。患者さまだけではなく家族も最期のときまでサポートさせていただきます。*入院中だけでなく在宅でも継続して受けることが出来ます。 なぜこのようなケアが 必要になってくるか 症状が進むと痛みやだるさだけでなく不安や気持ちの落ち込みなどの症状が出てきます。このような状態が続くと日常生活に支障をきたすことになります。身体や心のつらさを少しでも和らげる事により、あなたらしい生活を送れるようにするケア、治療する事が緩和ケアです。 具体的 に・・・ あなたが病気を理解できるようにサポートします。治療方法を自分で選べるように支援します。身体や心のつらさを和らげます(スピリチュアルケア師による面談)。これまでの日常生活に少しでも近づけるようなケアを行います。ご家族のケアを行います(グリーフケア)。 これらのケアを行う前に、まずあなたの事を教えていただけませんか。いろいろとお気持ちを聞かせてください。皆さまのお力になれればと思います。 ダウンロードはこちらから 臨床宗教師 / 臨床スピリチュアルケア師 について 当院では、臨床宗教師 / 臨床スピリチュアルケア師の、森智祟さんにご協力いただいております。お話や気持ちを聞いてもらう事で、心の中を整理することや、病気を忘れる時間を作る事も大切です。担当者やスタッフは、一人ひとりの思いに耳を傾け、共に考え気持ちのつらさを和らげるお手伝いをしています。 患者さま、その家族が対象となります。面談希望される方は予約をお取りしますのでスタッフへお声がけください(入院中の方は病棟看護師が対応致します)。守秘義務:お話し頂いたことは厳守します。この面談による診療費はかかりません。 医療者 の方へ 当院の緩和ケア対象となる患者さまのご紹介を検討されている場合、まずは『地域連携室』へご連絡くださいますようお願いします。 電話番号:0973-72-1127FAX番号:0973-72-1195 入院中の面会 について 新型コロナ感染症やインフルエンザの流行期には、院内感染防止対策として【面会制限】を設けさせていただくことがあります。大変恐縮ではありますがご理解下さい。また患者様の症状により、医師と相談のうえ面会制限を緩和します。その際は連絡させていただきます。 Instagram