最近の取り組みについて

玖珠記念病院に勤務することになり5年が経過しました。消化器内科の専門医として内視鏡検査に力を入れて取り組んできましたが、2024年度は上部消化管内視鏡検査(食道・胃・十二指腸)が約500件。下部消化管内視鏡検査(大腸)が約400件。大腸ポリープの内視鏡治療については220件と過去最多となっています。大腸の内視鏡検査件数が増えてきたため、2024年11月から女性医師による大腸内視鏡検査を月に1回おこなうことになりました。恥ずかしくて検査をためらってしまう人もいるため、女性医師による大腸内視鏡検査は好評となっています。

困っている人を助けたいという想いがずっとあり、これまでも自分のできることをやってきました。玖珠の地域に内視鏡ができる病院が少ないため玖珠記念病院に勤務することを選択したのですが、消化器内科以外の病気の方が多いことを実感しています。

外来で遭遇して困ってしまうのが足の爪のトラブルでした。巻き爪や陥入爪で悩んでいる人は意外と多いと感じています。足が痛いと歩けなくて困ってしまいますが、近くに専門の医師がいないためあきらめてしまう方もいます。巻き爪の治療ができれば困っている人を助けられると考え、大分市の岡病院(形成外科)で研修をさせていただき、巻き爪の矯正治療を習得することができました。これから巻き爪治療などのフットケアにも力を入れていきたいと思っています。

忙しいことを言い訳にして、ブログのことがおろそかになっていました。今後もいろいろな取り組みをしていきますし、情報を提供できるように頑張りたいと思います。

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