置かれた場所で咲きなさい

初めまして。2023年7月より玖珠記念病院の院長になりました、豊田 亮です。

これまでSNSなどには全く興味ありませんでしたが、病気の情報について皆さんに届けていきたいと考え、ブログを始めることになりました。

タイトルにしました『置かれた場所で咲きなさい』という言葉は、ノートルダム清心学園理事長、故渡辺和子さんの著書のタイトルです。僕はこの本が好きで、時々読み返しています。

渡辺さんは、修道会の修練のためアメリカに渡り、36歳で岡山のノートルダム清心女子大学の学長に任命されました。初めての土地、思いがけない役職、未経験の事柄の連続で自信を喪失し、思いつめていた時に宣教師からもらった詩の冒頭に『置かれたところで咲きなさい』という言葉があったのだそうです。その時に

「そうだ。置かれた場に不平不満を持ち、他人の出方で幸せになったり、不幸せになったりしては、私は環境の奴隷でしかない。人間と生まれたからには、どんなところに置かれても、そこで環境の主人となり自分の花を咲かせよう」

と決心されたそうです。そしてこのようにも書かれています。

「どうしても咲けない時もあります。雨風が強い時、日照り続きで咲けない日、そんな時は無理に咲かなくていい。その代わりに、根を下へ下へと降ろして、根を張るのです。次に咲く花が、より大きく、美しいものとなるために。」

縁があって玖珠の地で働くことになりました。ここで根を深く張り、自分なりに精一杯努力して、周りの人を笑顔にしてあげられるようなきれいな花を咲かせたいと思っています。どうぞよろしくお願い致します。

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